「変形性股関節,股関節の痛み」でお困りの方
2023年05月9日
こんにちは❢❢こころ六甲道整骨院の佐賀野です❢❢
今日は変形性膝関節についてお話させて頂きます❢
変形性股関節とは❓
長年の使用や繰り返される負担、怪我などによって、関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が起きる病気です。
原因は❓
原因が明確ではない加齢に伴う一次性の変形性股関節と、原因があって起きる二次性の変形性股関節があります。80%以上が二次性のものになります。
原因の多くは、生まれつき股関節の骨盤側の形が小さい臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)、先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)、大腿骨頭すべり、ペルテス病といった小児の股関節の病気、骨折や脱臼などの外傷、痛風や化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん)などの炎症、その他の原因によって起きるものがあります。
臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼などの小児期の股関節の病気が女性で多いため、変形性股関節も女性に多く見られる病気です(゚Д゚;)!?また、年齢とともに発症が多くなります(゚Д゚;)!?
状態は❓
変形性股関節は、初期、進行期、末期に分けられます。
初期には足の付け根や臀部(でんぶ)、膝の上部のこわばりや重い感じがあり、歩き始めや長時間の歩行、階段の昇降で痛みが起こります。腰からの坐骨神経痛や変形性膝関節に状態が似ている場合があります。初期でも炎症が強く関節液が溜まっていたり、関節唇が損傷されていたりする場合には比較的強い痛みがあります。
変形が進行し、進行期から末期になるにつれて、動きが制限されて痛みも強くなり、筋力も低下してきます。長距離の歩行や階段の昇降、しゃがみ立ちが困難になるなど徐々にADL(日常生活動作)が制限されていきます。
検査と診断方法は❓
診断は歩行状態、痛みの部位、動きなどの診察とⅩ線検査で行います。Ⅹ線検査では、関節軟骨のすり減りや骨の変化、関節周囲の骨の増殖(骨棘(こつきょく))の程度、関節の適合性を検査します。
関節リウマチや他の膠原病との鑑別のために血液検査を行う場合もあります。骨の変化、関節液の貯留や関節唇損傷の確認のためCTやMRIによる検査を行う場合もあります。
施術法は❓
✭保存方法
まず痛みに対して、体重のコントロールや安静、杖の使用、温熱施術などのシップ、塗り薬、痛み止めの内服薬などを用いた保存でも行います。股関節周囲の筋力トレーニングも関節の安定性を高めるのに有効です。
✭手術
股関節に重度の変形があり、日常生活に支障がある場合には、人工股関節手術が行われます。最近は皮膚や筋肉の切開を最小限にするMIS(最小侵襲手術)や、骨の切除を最小限にする表面置換型人工関節といった方法も取り入れられています。人工股関節は満足度の高い手術ですが、人工関節の感染や、特に活動性が高く若い患者さんでは人工関節のゆるみや破損が問題になる場合があります。このため、比較的若い患者さんでは、関節の機能の改善と関節を長持ちさせる目的で関節形成術(骨切り手術)が行われます。関節形成術には骨盤の形を変える手術、大腿骨の形を変える手術、骨盤と大腿骨の形を同時に変える組み合わせ手術があり、変形の程度や関節の形を考慮して手術方法を選択します。
他の手術法としては、機能的な形で関節を固定する関節固定術や股関節周囲の筋肉の緊張をゆるめる筋解離術(きんかいりじゅつ)などがあります。
足の付け根に痛みがあり、繰り返す場合には変形性股関節の可能性があります❢❢特に小児期に股関節の調整を受けた人や、関節の形は家族で似ることが多いため股関節の施術を受けたことがある家族をお持ちの方は要注意です❢
変形性股関節には進行期という時期があり、文字通り比較的早く変形が進行する場合があります。早い時期であれば関節形成術といった予防的な施術や、当整骨院でも力になれることはたくさんございますので、整形外科を受診されるか、一度来ていただくか、どんな事でもご相談ください❢
お待ちしております(*^_^*)❢❢