「変形性膝関節,膝の痛み」でお困りの方

2023年03月3日

こんにちは❢❢こころ六甲道整骨院の佐賀野です❢❢

今日は変形性膝関節についてお話させて頂きます❢❢

簡潔に言うと、膝関節の軟骨がすり減って、関節炎や変形を起こして、痛みなどが起こる病気です。

正常な膝関節は、関節の表面は軟骨で覆われています。この軟骨がクッションの役割を果たしてくれるので、衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしたりしています。また、滑膜から分泌される関節液は軟骨の成分であるヒアルロン酸が多く含まれています。このヒアルロン酸によって膝関節がスムーズに動くための潤滑油としての役割を果たしています。

分類

初期中期

初期の変形性膝関節では、軽度に関節軟骨がすり減ってしまいますが自覚症状はほとんど出ません。

中期になると軟骨がある程度すり減ってしまい膝の曲げ伸ばしや立ち上がり歩行時の膝にかかる負担の増加、軟骨や半月板の変形による刺激により関節炎が起きます。関節炎が起きると、膝を曲げ伸ばしした時の痛み(動作時痛)や曲げ伸ばしの制限(可動域制限)が起きます。また、関節液が多量に分泌すると、関節に水が溜まった状態になります。

進行期

進行期の変形性膝関節では、軟骨のすり減りがだいぶ進んでしまい、関節の土台となる骨(軟骨下骨)が露出したり骨棘(こつきょく)といった骨そのものの変形が生じたりします。

この状態では膝を動かしたり立って歩いたりする度にクッションがないので、骨同士が直接ぶつかり合うため、強い痛みを生じ、曲げ伸ばしの制限も高度となり日常生活において大きな障害となります。

変形性膝関節の調整方法には大きく分けて保存施術手術の2つがあります。

保存施術にはリハビリテーション、装具用法、物理的な施術、薬物施術があります。

手術は、保存施術で効果が得られない場合に選択されます。

変形性膝関節は、加齢による関節の変化が主な原因なので、関節の機能を維持しようとする気持ちや頑張りがとても大切ですよ❢❢

膝の痛みで来られてる患者様も、良くなった患者様はたくさんおられます❢❢

少しでもお悩みや気になることがありましたらお気軽にご相談ください❢❢

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