子供に起こる疲労骨折
2023年09月7日
こんにちは❢❢こころ六甲道整骨院の佐賀野です❢
本日は、子供に起こりやすい疲労骨折についてお話させて頂きます❢
疲労骨折とは❓
骨折の種類には大きく分けて外傷性骨折、病的骨折、疲労骨折などに分けられます。
疲労骨折は、骨の同じ場所に外力が繰り返し加わることで起こります。
曲げ伸ばしで起こる金属疲労に例えられることが多いです。
原因は❓
疲労骨折はスポーツが原因で起こる事がほとんどです。
特に体操や長距離ランナー、バレーボール、バスケットボール、サッカー、野球が多いです。
原因としては、
・オーバーユース
・自分のレベルに合っていない高度な練習
・筋力不足や筋肉の柔軟性の不足
・骨密度の低下
・靴のしめすぎ など
があります。
疲労骨折の発達部位は❓
全身起こりやすいですが、足に見られることが多いです。
・第二中足骨
マラソンや短距離などに多い。ほかにも偏平足や外反母趾なども❢
・脛骨、腓骨
長距離や走り幅跳び、ハードルに多い。腓骨はうさぎ跳びが原因でもおこる❢
・肋骨
スイングのフォロースルーの時に負担がかかる。ゴルフや野球で多発。
・腰
ランニングや体操競技で腰がそったり、スイング動作などひねる動きが原因。腰椎分離とも。
疲労骨折の状態は❓
骨折をおこしたときは、強い痛みを感じますが、疲労骨折の場合は違います。
・運動を始めると痛みが出現し、安静にすると痛みがない。
・運動の最中は痛みを感じないが、直後に痛みが出る。
・運動直後に痛みが出て、その後安静にしても痛い。
・骨折部位を押さえると痛い。
骨折のように大きく腫れあがることはなく、骨折部位を動かせなくなるわけではないです。
もし、疲労骨折と判断された場合は、しっかりと安静にすることが大事です。そのまま放置して競技を続けると、大きな骨折を招くことになります。
しかし、骨折部位以外はしっかりと動かし、筋力低下を予防することが大事です。
他の骨折とは違い、身体は動かせるので発見が遅れることが多いです。
しかし、スポーツを長く続けたいのであれば、少しの違和感や痛みを感じたら、無理なトレーニングをせず、できるだけ早めに病院へ行くことをオススメします❢
また、当整骨院でもお悩みご相談におりますので、ぜひよろしくお願いします❢