腱板損傷、ローテーターカフ、肩の痛み、スポーツ障害について

2023年02月13日

みなさんこんにちはこころ六甲道整骨院の太田です❢❢

本日は回旋筋腱板についてお伝えします

まず、この回旋筋腱板(ローテーターカフと呼ばれることもある)とはなにか

棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋からなる肩関節を構成する筋肉です

肩の動きは上下左右などの他に、回したり捻ったりなどの動作もできる関節です。

このような複雑な動きをするためにも必要な筋肉群となっています。

腱板損傷が起きる原因は

スポーツによる損傷

加齢によるもの

状態は

肩周辺からジャリジャリというような聞きなれない音がしたり、腕を上げた時に違和感を感じて動かしにくい、またドライヤーで髪を乾かそうとすると、肩が重だるくてすぐに疲れてしまうといったことはありませんかそれは腱板損傷の可能性があるかもしれません。

夜間痛

就寝時などの夜間に痛む状態が、とてもつらく厄介だと言われています。またこの痛みの特徴は、何もしなくても痛みがあるというところです。じっとしているだけでもひどい痛みを伴うため、痛みのせいでなかなか寝付きにくくなったり、ひどい場合だと睡眠障害にまで発展してしまう方もいらっしゃるそうです(◎_◎;)

運動時痛

肉体労働や激しい運動をしたときに痛む場合も多いそうです。始めのうちは大した痛みもなく、運動もスムーズにできますが、徐々に痛みが増して状態が悪化する可能性があります。そうなると鎮痛剤も効かなくなり、軽い物でも持つことができなくなってしまう場合もあるそうです。

アプローチ方法は

まずは安静にする

まずは安静にと言われることが多いでしょう。肩を痛めているので、安静にして痛みや不調のある患部を休ませてあげましょう。

痛み止め施術

夜間や就寝時に痛む場合や運動をして痛む場合などは、痛み止めが有効だそうです。痛みを抑えたりコントロールすることで、日常生活を支障がないようにするのが目的のようです。

注射施術

痛みが強い場合には、注射施術が用いられるそうです。痛みや炎症を抑える効果がある、ステロイド剤や麻酔を患部に直接注射します。その他にも肩の動きをスムーズにするためにヒアルロン酸を注射する場合も多いそうです。

運動施術でのリハビリ

軽い運動やリハビリを行う運動施術も取り入れられています。無理のない範囲で肩を動かし、筋肉の緊張を緩め可動域を広げたり、筋肉が萎縮するのを防ぐ目的があります。

手術適応

痛み止めや注射施術、運動施術を行っても、状態が改善されない場合や痛みが強くて耐えられない場合は手術を勧められるようです。関節鏡視下手術とゆう手術法が行われます。

傷も小さく回復も早いそうなので、術後のリハビリや仕事復帰なども早くそれまでの手術と比べて、感染症のリスクも低いということもあり、主流の手術法となっているそうです。

自宅でできるストレッチ

肩の関節を伸ばして、痛みのある箇所が広げるのを防ぐストレッチです。

1.まず両腕を後ろに回します。

2.痛くない方の手で痛い手の方の手首を掴んで下に引っ張ります。

3.この状態で5秒ほどキープしたら力を緩めて元に戻します。

これを3~5回繰り返し続けてみましょう。

チューブを使ったストレッチ

まずはチューブ(ゴムバンド)を用意して下さい。なければストッキングなどでもいいです。

肩甲骨の後面の筋肉を鍛えるストレッチ

1.両肘を90度に曲げてチューブを肩幅より少し短めに持ちます。

2.痛い方の腕を外側に引っ張っていきます。この時手首は曲げないようにして下さい。

3.痛くない方の腕は動かさないで、5秒ほどキープして緩めます。

肩甲骨の前面の筋肉を鍛えるストレッチ

1.まず、チューブを背中から前に回して、両肘を90度に曲げて肘の幅に合わせて持ちます。

2.痛い方の腕を内側に引っ張っていきます。

3.痛くない方の腕は動かさないで、5秒ほどキープします。

棘上筋を鍛えるストレッチ

1痛い方の腕側の足でチューブを踏んで、痛い方の手で引っ張ります。この時チューブが斜め45度になると良いです。

2.この状態を5秒ほどキープして緩めます。

これらのストレッチを1日2~3セット続けることで効果が期待できるので頑張って続けて行ってください

ちなみにっ❢❓(゚Д゚;)

効果が出るまで大体2~3ヶ月と言われていますので根気よく毎日頑張ってくださいね(=゚ω゚)ノ

予防法

・日頃からストレッチをする

・激しい運動は控える

・しっかり肩を休める

などなどetc…

こころ六甲道整骨院でも腱板の痛みでお越しの患者様はたくさんいらっしゃいますし、すでに良くなった方はたくさんいらっしゃいますのでお力になれると思います何でもご相談くださいね(*^_^*)

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