『内側側副靭帯損傷』について

2023年09月28日

こんにちは❢❢こころ六甲道整骨院の道岡です

本日は多くの有名スポーツ選手も患ってる膝の内側側副靭帯損傷についてお話させて頂きます

膝には4つの靭帯があります。

・前十字靭帯          ・外側側副靭帯

・後十字靭帯          ・内側側副靭帯

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この4つの靭帯で関節を安定させているのですが、この靭帯にスポーツなどで強い負荷がかかってしまって部分的に切れてしまったりすることを膝靭帯損傷と言います。

良く起こる場面は、サッカーやバスケットなどで接触をしたときに普段よりも曲がってしまったりすることで痛めたり、急な切り返しなどで痛めることが多いです。

最も損傷しやすいのが内側側副靭帯で、その次が前十字靭帯です

サッカーで有名なクリスティアーノ・ロナウドは内側側副靭帯を痛めました。

この内側側副靭帯は痛みや可動域でⅠ~Ⅲ度で分けられます。

Ⅰ度:繊維の損傷範囲は少なく、膝の不安定さはない。

Ⅱ度:少し膝に不安定さがあるが、完全断裂はしていない。

Ⅲ度:完全断裂をした状態。前十字靭帯損傷も合併していることも。

Ⅰ度、Ⅱ度損傷の場合は基本的には、ギプスなどを使った保存療法です。

Ⅲ度の場合は手術を行います。Ⅰ度は約2週、Ⅱ度では4~6週でスポーツに復帰できますが、Ⅲ度は3~4ヶ月かかってしまいます。

内側側副靭帯損傷のみの場合はスポーツへの復帰も早いですが、ひどい場合に別の靭帯なども損傷してしまう場合があり、その時は復帰が遅れる場合があります。

その中でも、特に治りが悪いのが、前十字靭帯内側側副靭帯を一緒に損傷してしまう不幸の三徴候(アンハッピートライアード)で、スポーツ復帰に半年~1年以上かかります。

膝を痛めてしまった直後48時間はRICE処置を行うようにしてください

これを行うことでそのあとの治りも変わってきますので、しっかりと行うようにしましょう

スポーツをしていれば、常に怪我をする可能性はあります。

いつどんな時でも対応できるよう正しい知識を身につけることが大事です。

またわからないことがあれば、いつでもご連絡お待ちしております。

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